ドイツ 州経済・交通大臣が来日 議員連盟主催で意見交換会 住宅の燃費表示制度「エネルギーパス」 省エネ改修を後押し
住宅新報 2011年9月13日 号 4面
健康・省エネ住宅促進議員連盟など3つの議員連盟がこのほど、ドイツNRW州経済・交通大臣のハリー=クルト・フォイクツベルガー氏を招き参議院議員会館で意見交換会を開いた。同大臣がドイツでの導入にかかわった、建築物の燃費性能を表示する制度「エネルギーパス」を始め、省エネ化を図る住宅政策の概要が紹介された。
エネルギーパスとは、その建築物で1年間に必要な冷暖房エネルギーを平米単位で示すもの。ドイツでは09年より、新築時のパス取得及び売買、賃貸借時に提示することが義務付けられた。エネルギー性能を明瞭化することで、『燃費』を基準とした住宅選びを可能とし、省エネ改修を促進させる狙いがある。日本でも同様の仕組みを取り入れようと、7月に(社)日本エネルギーパス協会(東京都千代田区、早田宏徳代表理事)が発足。パス認証機関としての役割を担うほか、建築物の省エネ性能に関する調査・研究などを行う。
ハリー氏は冒頭のあいさつで、ドイツ国会が50年までに全エネルギーの85〜90%を再生可能エネルギーで賄うと決定したことに言及。実現するには「消費エネルギーを減らす策も併せて講じなければならない」と指摘し、「エネルギー需要全体の4割を占める建築分野が、貢献する余地は大きい」と語った。





















