流動性の確保を Jリート再生へ議論 政投銀の初融資に期待 投資市場フォーラム
住宅新報 2009年2月17日 号 6面
国土交通省は2月10日、「投資家に信頼される不動産投資市場確立フォーラム」(座長・岩原紳作東京大学大学院教授)の4回目の会合を開き、Jリートの再編・ガバナンスの強化などについて検討状況を報告し、産官学の委員による意見交換を行った。
議論の主な焦点は、不動産の流動性の枯渇(売却が困難な状況)をどのように打開するか、日本政策投資銀行(今週のことば・2面)の融資姿勢の2点で、政府に対してもう一段の施策を求める声が続出した。実物市場の金融緩和も
流動性の確保について、UBS証券会社のシニアアナリスト沖野登史彦氏は、「Jリートだけでなく不動産投資市場全体で流動性が極めて低下している。Jリートや私募ファンドでは、リファイナンスが重要であることは間違いないが、一方で、物件を売却して借入金を返すということも重要だ。不動産価格が調整局面にあることは誰もが分かっているが、十分な取引量に裏付けされて価格が下落しているとは言い難い」と問題提起し、オーストラリアのような政府のファンドを創設することで、凍り付いた流動性を改善できると提言した。











