いずみテクノス 排水管更生で新工法 交換せずに「蘇生・延命」 建築保全センターから審査証明
住宅新報 2011年3月15日 号 8面
マンションの設備工事などを展開する、いずみテクノス(東京都杉並区、中間太麓社長)はこのほど、排水管更生の新工法「モバイル・ハイブリッド(M・H)工法」を4年がかりで独自開発して実用化した。排水管更生事業の拡大を図る考えで、同事業の売り上げを10年度の3億円から今年度は倍増を見込んでいる。すでにマンション管理組合や管理会社などから引き合いが寄せられているという。
M・H工法は、独自開発した電子回路付き回転噴射装置と巻き上げ装置を使った「回転噴射工法」と、従来工法の「吸引工法」「ピグ工法」の長所を組み合わせたことで、老朽化した排水管を取り替えることなく延命させる新しい排水管更生技術。2月に(財)建築保全センターから排水管更生技術として審査証明を取得したほか、新工法として特許出願中という。
排水管の更生は、建物内に敷設された排水管の内部を研磨・清掃後に耐久性の高い樹脂で塗装することで、排水管を交換しないで蘇生・延命させること。今回開発した回転噴射工法は、排水管内にロボットのような回転噴射装置を挿入。その先端から塗料を噴霧しながら、管内を一定スピードで移動させることで、配管内を塗装する工法。管の曲がっている部分も均一に塗装できるほか、径の大きな横主管への施工も可能になったという。











