CBRE 東京の不動産投資、活況続く 大手の開発と海外勢目立つ
住宅新報 2011年3月1日 号 3面
シービー・リチャードエリス(CBRE)が海外投資家向けに作成した10年第4四半期の日本市場レポートによると、東京の不動産投資市場は国内投資家と海外投資家の積極姿勢を背景に活況が続いた。高グレード物件を中心に高い買い意欲を継続しているJリートに加え、(1)国内大手企業を中心とした開発案件への投資と、(2)海外投資家の積極姿勢が目立った。
開発案件への投資は、投資期間が中長期にわたるため、市場にとってはポジティブ・サインとなる。10年下半期の開発案件の取引額合計は、同社集計金額の4分の1まで拡大し、100億円超の大型取引も5件あった。最も注目すべきは、住友不動産による臨海副都心有明地区大型用地(約11万平米)の取得(12月、416億円)。東京都と都市再生機構が公募していたもので、住友不は分譲マンション2000戸と商業・オフィスを含む複合開発を計画(15年開業、総事業費1028億円予定)している。
また、8月には小田急電鉄による新宿スバルビルの取得(340億円)。同ビルは66年竣工で古いが、新宿駅前の小田急百貨店や小田急ハルクの再開発の一環として活用していく可能性が高く、長期にわたる投資となる、としている。











