準防火地域で『杉』の外壁 「都市部に木の家を」 伊佐ホームズなど「国木会」が実験住宅
住宅新報 2011年3月22日 号 23面
首都圏を中心に注文住宅事業を展開する伊佐ホームズはこのほど、本社(東京都世田谷区)近くで外壁に不燃木材を使った実験住宅「校倉」をオープンした。使用したのは不燃認定を受けた厚さ21ミリメートルの杉材。不燃薬剤をしみこませた。デザイン性を考慮し、6センチピッチで上下が少しずつ重なり合うように横方向に張った。耐候性や防水処理の経年変化を観察していく。防火基準の厳しい都市部での木造住宅普及につなげていく。
同住宅は、国土交通省の「10年度地域木造住宅市場活性化推進事業」に採択され、建設したもの。同社は小国ウッディ協同組合、ドライウッド上越協同組合とともに、「国木会」を結成。「都市部準防火地域に『杉の外壁を持つ国産木造住宅』の企画・開発による普及促進事業」として応募した。実験住宅とあわせて、外壁に国産杉材をつかった住宅のデザインコンペを実施。国産材供給体制の構築にも取り組んだ。
伊佐ホームズが商圏とす首都圏都市部は、防火基準によって木材の外装仕様が制限されている。外壁にも木材を使い「一見して木造と分かる潤いある外観を持つ木の家らしい木の家を都市部に建てたい」と考えた。











