片付けられない人のための20のこと 第10回 居心地のいい場所を取り戻す
住宅新報 2011年3月22日 号 23面
数多くの片づけの相談を受けて手伝ってきた私ですが、その現場で初めて声を失いました。荒れ放題、散らかし放題で、言葉が出ないのです。驚いたのは、相談者が、そのことに気づいていないのです。○子供達への悪影響
佐々木克子さん(仮名)は、幼稚園と小学低学年の2人の子供を持つ、35歳のお母さん。湘南の瀟洒な12階建てマンションの5階ですが、ドアを開けると玄関までモノがあふれ、靴を脱ぐこともできません。「私の後についてきて」。いつも通るところだけ、細い路地のように道ができています。モノを踏み越えて、ようやく奥の座敷にたどり着きました。家族4人の布団が敷き放しですが、克子さんは気にしません。
私に指摘されて初めて、自分が「片づけられない症候群」だと、知りました。「今、片付けようと思っていたところなの」と、出てくるのは言い訳ばかり。











