「汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)」 松岡英雄 新住まいのことわざ(67)
住宅新報 2011年5月24日 号 14面
ジャズ評論家だった植草甚一さんは5万冊におよぶ蔵書のため、家の床が抜け落ちてマンションに引っ越したことがあったという。
長女の亭主の父親は高校の教師をしていた人だが、大変な読書家で2つの部屋に本が山積みになっている光景を見たときは、唖然としてしまった。80歳を超えた今でも蔵書が増え続けているというから驚くばかりである。
『汗牛充棟』とは、書物が多く、動かすのに牛馬に汗をかかせ、積み上げれば家の棟木に届くという意から、蔵書の多いことのたとえである。











