住宅好調で増収増益 野村不動産HD 決算
住宅新報 2011年5月10日 号 9面
野村不動産ホールディングスの11年3月期連結決算は主力の住宅事業が堅調に推移したことなどで増収増益を確保した。売上高は4809億円(前期比10.8%増)で、営業利益が420億円(同7.2%増)、経常利益が261億円(同9.1%増)、当期純利益が54億円(同17.4%増)だった。
住宅事業で都心物件など棚卸資産の評価損失約100億円を売上原価に計上したが、戸数増加や経費削減効果がカバーした。また、投資関連で営業エクイティ出資に関する評価損失や「東日本大震災」による建物等の復旧工事費用を特別損失に、保有資産の売却益を特別利益に計上した。
セグメント別では、住宅事業がマンション・建売住宅の分譲住宅5077戸(前期比966戸増)を計上したことなどで売上高2861億円(同10.4%増)を確保し、営業利益は158億円(同47.2%増)だった。ビル事業は日本橋室町野村ビル(東京都)の新規稼働などが貢献して売り上げは1003億円(同5.4%増)で営業利益が226億円(同4.9%増)に、期末空室率も4.0%とに改善。資産運用開発事業は売上高560億円(前期比54.9%増)となったが、評価損の計上で営業利益は67億円(同20.3%減)に止まった。











