マンションPER 2012 〜最新価格と賃料相場から算出する新築マンションの潜在的収益力〜 Ⅰ 首都圏
連載: Kantei eye
はじめに
ミニバブル期(2007年~2008年)の大きな上昇と下落を経て、新築マンション価格はここ数年比較的安定した推移を示している。
これは地価動向に大きな変化がなく、特にマンション適地が多い都市圏では概ね横ばい推移を示していること、供給大手の寡占化が徐々に進み、“安心・安全”をキーワードとした高い商品力に裏付けられた物件が増加していること、同時に景況感が依然不透明で購買力に明確な拡大傾向がなく、価格の上昇が売れ行きの後退に直結していること、などのいくつかの要因が拮抗して価格の上昇圧力と下落圧力を相殺しているためである。






















