孤独なお婆ちゃんの危うい老後、買い替え続け資産は半分
小料理屋を営む70歳近いお婆ちゃんから、「マンションを売りたいから査定して欲しい」という依頼があった。
お婆ちゃんは未亡人で、現金で購入した新築未入居の広い3LDKに1人で暮らしていた。その部屋はマンションの最上階の下の階で、その階と最上階はワンフロア各1室しかない。贅沢な造りである。
最初はもう少し下の階の3LDKを新築時に買ったのだが、半年もしないうちに1人暮らしであるのに「それでは狭い」と、高くて売れ残っていた今の部屋に買い替えた。その時点で2割も値下がりしての売却になった。そしてまた、3割近く値下がりすることを覚悟しての売却である。2度の売却で半分近く目減りしている。
私は、売却した後どうするのか聞いてみた。すると「もっと郊外の中古の一戸建てに移りたい」と言う。マンションの売値(査定)より購入予算は1000万円ほど低い。




















