アットホームの調査によると、7月の首都圏における新築戸建て住宅の平均成約価格は3514万円(前月比1.1%上昇)で、3カ月ぶりに下落した前月から再び上昇した。エリア別に見ると、東京23区の平均価格は4844万円(同2.6%上昇)と上昇。東京都下は3643万円(同5.6%下落)、神奈川県は3727万円(同2.2%上昇)、埼玉県は3127万円(同5.9%上昇)、千葉県は2807万円で同3.4%下落。東京都下と千葉県が下落となった。東京23区では、高額物件の多い城北・城西エリアの一部で成約増、価格上昇となり、3カ月ぶりに上昇した。また、埼玉県の平均価格3127万円は過去最高。
09年1月を100とした価格指数を見ると、首都圏の価格指数は前月比1.0ポイント上昇の99.2。埼玉県が最も高い値となっており、109.2(同6.1ポイント上昇)だった。