人事

JLL、日本とシンガポールでホテル事業で人員強化

不動産サービス大手のJLL(米国シカゴ)は2月24日、日本とシンガポールでアドバイザリー事業とアセットマネジメント事業の人員を強化すると発表した。ホテルズ&ホスピタリティグループが、多様化するホテル運営・管理に対する支援ニーズに対応する。

JLL日本法人では、ホテルズ&ホスピタリティグループのアドバイザリー事業の責任者、エクゼクティブ ヴァイス プレジデントに森トラストに17年在籍していた大橋蔵人(おおはし・くらうど)を迎えた。同氏は、国内外の旅行者の需要に応じて変革に迫られる日本のホテル市場に対応し、オペレーション、開発、投資戦略、アセットポジショニングに関するアドバイザリーサービスを提供するとともに、専門知識を生かしてホテルオーナーと協力し、世界の投資家やホテル・オペレーターからの投資・進出需要を喚起する役割を担う。

JLLホテルズ&ホスピタリティグループは、拠点数20カ国を超え、人員350人強を抱える。ホスピタリティ資産の過去5年間の取引額は全世界計830億米ドルに達する。