みずほFG、サステナ融資目標100兆円へ 気候対応を大幅引き上げ
みずほフィナンシャルグループ(FG)は、2030年度までのサステナブルファイナンスの実行目標を75兆円上乗せし、100兆円に引き上げる。サステナ需要の高まりから、当初目標の25兆円が視野に入ってきたため、今回大幅に修正。組織体制を見直し、リスク管理態勢や企業とのエンゲージメントを強化することでサステナビジネスを加速させる。
上方修正したサステナファイナンス目標100兆円のうち、気候変動対応ファイナンス目標を12兆円から50兆円に大きく引き上げた。足元で累計実行額が20兆円に迫っており、今後8年間で80兆円の上乗せを目指す。ただ、目標達成のためには年間実行額を倍増させる必要がある。
そこで、22年に策定した「ネットゼロ移行計画」を改定。「実体経済への影響」や「機会」、「リスク」などの観点から、電力やエネルギー、鉄鋼など八つのセクターと、それに関連する次世代技術を注力分野として位置付けた。セクターごとに想定される取引ニーズを捉えながら、ビジネス機会を獲得する。例えば、電力セクターや石油・ガスセクターでは、設備投資やサプライチェーン構築への資金調達、事業構造転換に伴うM&A(合併・買収)などを提案する。














