住信SBIネット銀子会社、地域銀でAI審査拡大 口座情報軸に新規融資支援
住信SBIネット銀行の連結子会社が、銀行口座の入出金履歴をもとに融資する「トランザクション・レンディング(TL)」に人工知能(AI)審査サービスを適用し、融資難易度が高いスタートアップ企業や個人事業主などの新規取引を可能にしている。決算書などの資料入手の手間や審査時間を省き、事務効率化や融資迅速化につながるため地域銀行の導入が広がりつつある。
AI審査サービスを提供するのは、住信SBIネット銀60%、日立製作所40%で共同出資のDayta Consulting(東京都)。TLのAI審査では、日々の口座の入出金情報のほか資本金や従業員数といった基本情報をもとに貸出可能金額や金利水準を算定。事前に与信審査を済ませ”オファー型”の提案ができ、融資実行も最短で即日可能だ。
TLのターゲットは、スタートアップや個人事業主などの未取引先。融資に必要な書類を求めても少人数経営で忙しく入手が困難なケースが多い。AI審査によって書類が不要となり、日々の口座情報などで審査の精度も高まった。TLでスタートアップを支援することで、その後の決算が安定すればプロパー融資も見込める。














