三菱UFJ信託銀町田支店、相続起点のクロス取引 遺産整理から遺言信託へ
三菱UFJ信託銀行町田支店(井狩貴彦支店長=行員35人うち渉外8人。派遣スタッフ10人)は、75歳以上の後期高齢者や高齢の親だけが住む〝空き家予備軍〟が多い東京都町田市の市場性を踏まえ、金融資産1億円以上の顧客を対象に相続を起点にしたクロス取引に注力。相続した不動産の売却や現預金の運用、遺産整理などに伴う複数の手数料収入につなげる。
町田市は43万人の人口が2025年以降に減少傾向に転じ、後期高齢者の割合も30年には20%まで上昇する見通し。また、65歳以上の親だけが住む持ち家が4戸に1戸を占め、空き家予備軍の比率が高水準にある。町田支店は、エリア内の金融資産が1億円以上ある4000世帯をリストアップし、相続ニーズを捉えた提案活動を積極化させる。
同店は、まず顧客に遺産の分割提案を行い、法定相続に基づく相続税などを提示。顧客が「他の金融機関にも金融資産がある」と応じた場合に個別分割提案に移行し、財産目録作成の無料サービスを通じて「総資産」の把握に努める。














