コンクリートはセメント、砂、砂利、水を混ぜ合わせて造られます。砂は細骨材、砂利は粗骨材とも呼ばれます。最近は良質な山砂の確保が難しく、細骨材に海砂を使う例もありますが、その場合には十分な洗浄を行い、塩分を除去する必要があります。
コンクリートに使用するセメントは強度や用途によって、ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメントなどが使い分けられます。セメントは水と混ざると化学反応を起こし、熱(水和熱)を発しながら硬化します。その際、セメントの粒度が細かいほど速く固まります。また、硬化に伴いコンクリートは乾燥収縮しますが、これを小さくすることでひび割れなどが防げ、品質が向上します。防止策としての目安は、水セメント比65%以下、単位セメント量270キロ/m3以上、空気量5%程度、スランプ8~18センチです。
まず水セメント比ですが、これは水とセメントの混合比率で水量をW、セメント量をCとする場合、W/Cの百分率で表します。水が多いほど練り混ぜしやすく、型枠にも打ち込みやすい(ワーカビリティーと言います)のですが、水分が多いとコンクリートの強度は低下します。逆に水分が少ないと水和熱の影響が大きくなり、乾燥収縮が起きやすくなります。























