知って得する建物の豆知識 121 建築の祖「俊乗坊重源」 東大寺再建の立役者 奈良時代の〝再開発リーダー〟 アメとムチで推進
住宅新報 2013年10月1日 号 7面
連載: 知って得する建物の豆知識

重源上人坐像
聖徳太子が建築業者の守り神であることは以前お話しましたが、実際の建築という行為の始祖は、俊乗坊重源(しゅんじょうぼうちょうげん)とされています。
1120年に現在の奈良県生駒郡で生まれ、1133年に真言宗醍醐寺にて出家しますが、後に浄土宗の法然に帰依したと言われます。記録によれば、都合3回も宋に出掛け、建築術・木造架構技術の収集に当たっています。宋で得た知識の伝搬にも努めました。
東大寺は1180年、平重衡の焼き打ちによって伽藍のほとんどが焼失し、類焼した大仏殿は数日間燃え続け、大仏(盧舎那仏像・るしゃなぶつ)もほとんどが焼け落ちました。






















