どうなる? 中古マンション流通2014 (上) 成約数、20年間で1万件増 新築高騰で続伸か
住宅新報 2014年2月4日 号 7面
13年の首都圏における中古マンションの成約件数は、3万6432件(東日本不動産流通機構調べ)。3万1397件だった12年の過去最高件数を更新した。流通各社の13年度中間期の売買仲介実績も市況をはっきりと映し、三井不動産リアルティネットワークを始め、大手4社の取り扱い件数が過去最高を記録している。「中古市場規模倍増」に向けた政策の後押しも受けて、中古流通は活況だ。この流れは持続するのか。新築価格の上昇や消費増税、東京五輪の開催予定といった要素が散らばる2014年の、首都圏中古マンション市況を予測する。
ここ20年間の中古市況を振り返ると、特にマンションでその流通規模が拡大していることが分かる。
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の調べによると、93年の中古マンション成約件数は2万3519件だった。その後10年間は増減を繰り返す形で、概ね2万件台前半で推移。そして03年の2万6284件を境に、ミニバブル期に差し掛かる06年まで毎年約1000件ペースで件数が伸びている(表参照)。リーマン・ショック後の09年には、3万件の大台を突破。東日本大震災が起きた11年は再び2万件台に落ち込んだものの、翌12年に3万件台に戻し、13年は一気に3万5000件を超えた。20年間で、成約件数が1万件以上増えたことになる。























