コスモスライフ元代表 入村道夫氏が提言 住宅購入は〝目的〟に非ず 「居住価値」大切に 「不動産屋さんの情報交換会」で講演
住宅新報 2014年5月13日 号 7面

入村道夫氏
資産価値より、「居住価値」に目を向けよう――。コスモスライフ(現大和ライフネクスト)の入村道夫元代表取締役社長(写真)が、第8回「地域で働く不動産屋さんによる情報交換会」でこう呼び掛けた。
入村氏は71年に日本リクルートセンター(現リクルート)に入社後、同社の取締役やリクルートコスモス(現コスモスイニシア)取締役、コスモスライフ代表を歴任。09年に引退してからは「生きること、働くこと、経営すること」に関する自身の思いを広げようと、個人事業主として活動している。今回の情報交換会では、戦後から現代に至るまでの価値観と経済の有り様の変化や、これから発想を転換すべき点について持論を述べた。
入村氏はまず、住宅・不動産を論じる際に用いられることの多い「資産価値」という言葉について「個人的には、あまり好きではない」と前置き。「モノは使うことで初めて価値を生じる。使用価値を高めれば、結果的に資産価値も高まる。本来は、こう考えるべきではないか」と話し、資産価値を過度に重視する風潮に疑問を呈した。























