任意売却 業者が取り組む理由 (2) 一般的な仲介との違い 専門知識、煩雑な取引過程
住宅新報 2014年7月8日 号 7面
連載: 任意売却 業者が取り組む理由
「任意売却による不動産取引を行う場合、取引金額からの費用控除が認められる可能性が最も低いのは次のうちどれか。不動産取引を行った不動産会社への報酬、滞納されたマンションの駐車場料金……」
昨年11月27日に実施された、第1回任意売却取扱主任者資格試験の問題の一部である。任売に必要な法律や制度、用語の理解がなければ正答するのは難しい。競売に関する設問も並ぶ。競売の前に事態の収拾を図るのが任売なのだから、その知識は必須というわけだ。佐々木延彦理事長によると、合否の分かれ目は2問が出題される論文問題。一部の解答からは「(任売の)実践経験は豊富でも、法に抵触している」(同理事長)ケースが読み取れ、実務と知識を両立させる難しさが垣間見えたという。
そして現場では、これらの専門知識を駆使して実務に当たることになる。























