テクノロジーでコスト減が可能 ネクスト 不動産テックセミナー開く
住宅新報 2017年2月7日 号 7面

中川雅之日大教授
ネクストは1月30日、東京都・港南の本社セミナールームで、不動産テックに関する報道関係者向けのセミナーを開いた。
まず、中川雅之日大経済学部教授が「テクノロジーが不動産市場にもたらすもの」と題した講演を行い、日本の中古住宅の全住宅流通量に占める比率は増加基調にあるが、その比率は08年で13.5%に過ぎず、米国など主要先進国のそれと比べてはるかに低いことを示した(米国の中古住宅流通量比率は77.6%、英国は88.8%、仏国は66.4%)。人口減少や少子高齢化が進行する中で、今後はライフステージにふさわしい住宅サービスの獲得が必要であること、都市のコンパクト化に伴うフレキシブルな人口移動のためにも、中古住宅流通市場の活性化の必要性を指摘した。
日本では中古住宅を取引する際に、大量の情報をやり取りするコストがかかっており、ここにテクノロジーを導入すれば、コストを大きく減らせる可能性があると提言。具体的なテクノロジーとして、価格査定サービスやバーチャル内覧、顧客とのコミュニケーションサービスなど、既に実用化されているものを取り上げ、「これらを更にブラッシュアップさせていくことで、コストの大幅逓減が期待でき、不動産流通の活性化につながる」(中川教授)と述べた。























