紙上ブログ 不動産屋の独り言 482 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 これはなんだか怖い家族(4) 真夜中に〝SOS〟メール
住宅新報 2018年12月18日 号 7面
警察沙汰の騒ぎが一段落ついたある晩の真夜中に30通ものCメールが届いた。これまで携帯電話は枕元に置いて緊急時にはすぐに対応できるようにしてきたが、それが役に立ったことは一度もない。全くの誤解なのに真夜中の1時半に「上の人がうるさい。すぐ来て何とかしろ」と電話が入ったり、同様に「上の人が飼っている猫の足音がうるさくて寝られない。すぐ来い」と隣町から夜中に呼びつけられたりしたため、夜間はドライブモードにしている。地震などでない限り、緊急性はない。ほとんどが翌朝にでも電話してくれればよい話。朝、着信記録を見て私のほうから電話すれば事足りるし、ほとんど真夜中の電話はない。たいていは一般常識が備わっている入居者ばかりだから。
30通のCメール
ところが、先日、私が床についてすぐ、まだドライブモードに設定する前に携帯のCメールの着信音が鳴り、立て続けに30通も届いたから、それで発信者名を見なくても送信者がK氏だと分かった。いろいろあって、今は精神的に追い込まれているから、誰かに悩みを聞いてもらいたい、心情をぶちまけたい、ということだったんだろう。























