「空き家相談の担い手」育成 ライフル、空き家コンシェルジュ
住宅新報 2019年5月28日 号 7面

2日間にわたり空き家相談に必要な幅広い知識を学んだ(ライフル本社で)
ライフル(東京都千代田区、井上高志社長)は5月22日と23日の2日間、同社本社で、奈良県を中心に空き家相談窓口事業を行うNPO法人空き家コンシェルジュ(奈良県橿原市、有江正太代表理事)と共に、第1回「空き家相談の担い手育成講座」を開いた。これは両者が提携して進める空き家の課題解決に向けた取り組みの第1弾。空き家所有者からの相談を一括して引き受け、関係機関につなぎながら利用者とのマッチングまで行う人材の育成を目的としたもの。買取再販事業者や管理会社など不動産関係者をはじめ、全国の地域おこし協力隊員や市町村職員、建設業者など約30人が参加した。
窓口強化が肝に
情報の非対称性の解消を目指す同社は、2年前から国土交通省の「全国版空き家・空き地バンク」モデル事業に参画し、18年4月に運用開始。全国に1741ある自治体のうち現在550自治体と連携を進めている。同社地方創生推進部の渡辺昌宏氏は同バンクの需要の高まりを認める一方、「800万戸を超える空き家に対して掲載件数は5000件程度。全国版バンクで集客を図ると共に、地域の相談窓口機能を強化していくことが空き家相談のしやすい環境づくりの肝となる。総合的な知見を整理、公開していくという課題に対し、同NPOが実績を持っていた」と提携の経緯を説明する。























