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プレミアム会員限定紙上ブログ 不動産屋の独り言 505 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 送信されてこない名刺FAX 横柄な同業者に不信感抱く

住宅新報 2019年6月4日 号 7面

連載: 不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜

売買・賃貸仲介

 外出中に携帯への転送で電話が入った。同業者から当社の入居者募集広告への確認。「まだ空いていれば、今日これから案内をしたいのですが」と言う。「それではお名刺をFAXしておいて頂けますか。私はまだ1時間くらい店に戻れません。先に現地対応になっている鍵の説明をさせて頂きます。FAXは必ずお願いします」と言うと、「分かりました、すぐに流しておきます」とのこと。それで、キーボックスの番号を伝え、会社に戻ると、FAXは届いていなかった。以前は「FAXを送信したら再度電話してください」とお願いして、連絡を受けてキーボックスの番号を伝えていたが、そこまで疑ったら悪いかな、と「人間性善説」で先に伝えるようにした。

過去にトラブル

 もしもその業者に電話して「お願いしていたFAXが届いていませんが」と言ったなら、きっと「ああ、案内が中止になりましたから」と言うだろう。以前、その業者の女子社員が当社の管理物件に入居していたことがあった。人柄は悪くないのだが、「ペットは犬猫いずれか1匹のみ可」の約束だったのに内緒で猫を2匹飼っていた。退去時には室内が相当に傷んでいたが、会社も辞め、遠方に引っ越したため原状回復の責任はついに取ってもらえなかった。その業者は数年前に多摩地域に進出してきて、駅前に事務所を構えている。開業当初、管理物件は1つもなく、主にAD付きの物件を紹介することで収益を上げていた。

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