紙上ブログ 不動産屋の独り言 508 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 細かすぎる交渉はしないほうがいい(2) 安目を売ってはいけない
住宅新報 2019年6月25日 号 7面
前回のあまりにも細かい交渉をしてくる入居者の話の続き。即日入居物件ながら、日割りの希望や度重なる延期の要求があったため、私は「家主さんもいろいろ譲歩してくださっているので、あまり細かく要求しないほうがいいと思いますよ。長い目で見たら、そのほうが得だと私は思います」と伝え、それで納得してくれるかな、と思っていた。
翌日も交渉
しかし、翌日、担当者から電話があった。「それで結構です」と言うかと思っていたら、「どうしても28日からの日割り発生にして頂けませんか」と言う。「それはご本人が言っているのですか、あなたの希望ですか」と聞くと、「入居者本人が言っています。今回入居するのは当社の新入社員(夫婦)で、まだ若くてお金がないもので、そこを何とかお願いできませんか。契約には埼玉からそちらまで伺うと言っていますし」と答える。






















