紙上ブログ 不動産屋の独り言 542 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 キーボックスが見つからない 不親切さが申し込みの妨げに
住宅新報 2020年3月3日 号 6面
事情があって私の営業テリトリーの多摩地区ではない新宿区内の物件を案内することになった。お客さんは私の母校の新聞室の後輩で、今年都内の大学に進学することが決まっている。どこの大学に進むとしても、これまで続けてきた柔道の関係で、新宿区内に住民票を置く必要があるらしい。
上京時に案内
物件の候補の選択までは私に任せるとのことで、送ったリストの中から「これが最も希望条件に合う」という部屋を見てもらうことになった。本人の考え方や希望ははっきりしていて、見る物件は1件だけ。ある大学の入試のために愛知から上京していて、その翌日に内見してもらうべく管理会社に問い合わせると、「鍵は現地対応ですので名刺をFAXしてください」と言う。言われた通りにFAXしてキーボックスの番号を聞き、翌日、一緒に上京していた母親と3人で物件に向かった。























