〝読む団地〟の世界観を JS 団地をリノベで魅力向上
住宅新報 2020年4月14日 号 7面
全10棟1300世帯で77年建設のUR賃貸住宅・大谷田一丁目団地(東京都足立区)の7号棟で足立区が所有する1階部分を活用。従前の保育士寮後に未利用だったが、足立区の利活用事業の公募で採択され、団地の魅力向上策の一環でリノベーションした。
コンセプトの〝読む団地〟は、「本を通じた近所付き合いを育む」(JS住生活事業本部事業計画部事業計画課副長の石垣曜子氏)のが狙いにある。約1000冊の本が並ぶリビングダイニングや、廊下の個々の書庫で会話のきっかけを、更にコミュニティラウンジで古本市などのイベントやワークショップを開催し、地域交流の機会を設ける。好きな本を紹介し合い、本に出てくる料理を大型キッチンで一緒に調理するなど自由に過ごし、ゆるやかに交流する姿が今後見られそうだ。
居室は総戸数28戸(計30人入居可能)を配置。18m2から35m2の個室にはベッドや机、イス、ミニ冷蔵庫、エアコンが備わり、一部にはウォークインクロゼットもある。ドアはスマートロックとした。各個室にタブレット端末を配備し、専用アプリを使えば、室内にいながら共用部のトイレや洗濯機、浴室の水廻りの利用状況を確認できる簡易なスマートハウスを体験できる。家賃は5万4000円(光熱費やWi―Fi利用料を含む共益費は1万5000円)から9万8000円(同2万円)に設定している。
























