買取再販で〝半完成販売〟に脚光 AR等で顧客好みに完成 事業期間短縮、コロナ後の住宅ニーズに対応
住宅新報 2020年6月30日 号 6面

ARを使って完成イメージを確認(写真:リノベる)
累計3000件以上のワンストップ・リノベーション実績を誇るリノベる(東京都渋谷区、山下智弘社長)は、AR(拡張現実)コンテンツの開発事業を展開するKAKUCHO(東京都渋谷区、竹本泰輔CEO)と共に、買取再販事業者向けARサービス「ARリノベ」をプレ始動。6月12日には、リアル(愛知県名古屋市、片田一幸社長)を事業主とする第1号物件のオンライン内覧会を開いた。
同物件は、78年築のマンション「八事サンハイツ」(名古屋市天白区表山2丁目)。4階部分の74.34m2で、販売価格は2280万円。30代夫婦と子供1人の家族構成を想定し、「利便性と環境を両立した住まい」をテーマに、リノベるが設計・施工した。顧客は8割完成状態の物件を内覧する際に、ARを使って好みの建具やキッチンなどをリアル空間内に配置。完成イメージを確認し、購入の意志決定を行える。同物件ではキッチン8種、洗面化粧台4種、間仕切り壁9種などから選択が可能。
リノベる統括執行役員の三浦隆博氏は、顧客自身が仕上がりの仕様を選べる安心感に加え、トータル金額がその場でチェックできる分かりやすさ、契約から4~6週間で引き渡しできるスピードを指摘。「買取再販事業者は、AR活用による設計変更対応で他社物件との差別化が図れる。仲介会社でも仕様変更に対応できる」と述べ、事業期間短縮や生産性向上へ寄与する狙いを説明する。























