紙上ブログ不動産屋の独り言602 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 引っ越し時のあいさつ コロナ禍だからこそ必要
住宅新報 2021年5月11日 号 8面
郊外の2DKのアパートに、他社の紹介で申し込みが入った。審査も通り、契約に来てもらうと、入居者は男性1人のはずだが彼女を連れてきた。「お1人で住まわれるのではなく同棲するのですか」と聞くと、「いえ、まだそこまでは考えていません」とのこと。「2人入居OKの部屋なので、同棲しても構いませんが、その場合は彼女の身分証明のコピーとか住民票も必要になります」と言うと、「分かりました。でも大丈夫です」と否定する。ならば彼氏の契約に付いてきただけ、と解釈して契約を終えた。
2人暮らしの連絡なし
その際に、同じアパートの住人、そして近所に住む家主にあいさつに行ったほうがよい、と伝えて、納得していたのだが、3カ月ほどして家主から電話で、「お顔くらい覚えておきたいので、来てくださるものと思って待っていますが、まだ来ないし、他の住人からも、あいさつに来ていない、と聞いています。それに、2人で暮らしているみたいなんだけど」とのこと。話が違うではないか。






















