定期借家でアンケート 貸主拒否感8割が「なし」
住宅新報 2021年5月18日 号 6面

定期借家推進協議会はこのほど、宅建業者を対象に実施した「定期借家アンケート」結果を発表した。
それによると、「これまでに定期借家契約を締結した実績があるか」との問いには、「ない」が最も多く36.8%を占めた。「実績があり、数は横ばい傾向」と「実績はあるが、数は減少傾向」がそれぞれ約26%。「実績があり、数も増加傾向」は10.8%にとどまり、積極的な活用は進んでいない様子がうかがえた。活用しない理由として最も多かったのは「普通借家契約で特段の不都合がなく、必要性を感じないため」。次いで「契約締結等の手続きが煩雑で、使い勝手が悪い」「借主にとってのメリットが乏しく、空き家になる可能性がある」だった。
ただ、「定期借家で賃貸することに対して、貸主に拒否感はあるか」を聞いたところ、「あまりない」(49.4%)に「ない」(29.5%)を加えた回答が8割を占め、貸主側の抵抗感は少ない模様。仲介業者に拒否感があるかという問いには、「ある」(14.3%)と「多少ある」(37.8%)が過半を占めた。貸主側と不動産事業者側の定期借家契約に対する意識に大きな差があることが分かった。























