紙上ブログ不動産屋の独り言623 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 結婚を機に入居した夫婦 3年で離婚した理由は
住宅新報 2021年10月12日 号 6面
当社と提携しているリフォーム業者が、お客さんを紹介してくれた。下請けの業者の社長とかで、今度結婚するとのことで、物件を見てもらうと、すぐに気に入って申し込みが入った。後日、花嫁さんを伴って契約に来たときには驚いた。「リフォームの仕事をしていてどこで接点があったの?」と聞いてしまったほどに美人で、看護師をしているとのことだから。友達の紹介なんだとか。性格も穏やかそうだし、ひがむわけではないが、私もそんな友達を持ちたいもの。
名義変更の連絡 奥さんの職業は安定した収入がありそうなものだが、それでもたまに家賃が遅れたりしていて少し心配していたのだが、3年ほどしてご主人からこんな電話があった。「今、住宅手当が出るからということで妻の名義で契約していますが、私の名義に変えてもらうことはできますか?」と言う。もちろんそれは構わない。「住宅手当が出なくなったとか、病院を辞めるとか、何かありましたか?」と聞くと、「実は離婚することになりました」と言う。ご主人は結婚後に難病にかかり、杖なしでは歩行が困難。それならば、奥さんは看護師なんだし、ご主人を支えてあげればいいのに…、と思っていたら原因は別のところにあった。「子供ができないから」と言うのだ。原因は夫のほうにあるということで「妻は若いし、子供を欲しがっています。私のために人生を棒に振ることになるのではかわいそうです。最初は妻も離婚を拒否していましたが私が説得して了解してもらいました」と言う。
後日父親と来店























