地域密着探訪 ERA美山不動産総合事務所(大阪府) 社屋にカフェを併設 新たな顧客開拓に寄与
住宅新報 2022年1月11日 号 7面
連載: 地域密着探訪
08年創業。ちょうどリーマンショックの時期だったが、任意売却を手掛けたことで、比較的好調なスタートを切った。ただ、経営上、売買仲介業だけでは毎月の収益に大きな波が出てしまうのが課題だった。そこで、翌年には賃貸管理を開始した。
当時の取引の大半は、連携している士業や既存顧客からの紹介案件だったという。「もっと地域密着で顧客開拓をしていきたい」(山本泰社長)と、営業強化を決意。その実現を後押しする策の1つとして、18年に新社屋を構える際には、1階にカフェを併設した。店名は「カフェMIYAMA」。自社で専属スタッフを雇い、地域の人が気軽に集える場としてスタートした。管理物件オーナーなど不動産業と関係する人だけでなく、ごく普通のカフェとして利用され、最近ではそうした中から「雨漏りの修理はどこに頼めばよいのか」「相続対策どうしよう」といった不動産に関する悩み相談を受けるケースが増えてきた。「悩みがあっても不動産会社に足を踏み入れるのは勇気がいると感じる顧客は多い。そのハードルを低くしたかった」(山本社長)。不動産業の売り上げにもつながるようになってきたという。
ERAに加盟したのも〝地域密着〟がポイントだった。「自社の経営理念とマッチしていたことが決め手」(山本社長)。加盟したことで顧客開拓方法が広がったほか、ERA担当者が定期的に訪問してくれるため、業界の話や経営者としての悩みを相談できるのもメリットとして実感。山本社長は、「経営者として一人で抱えていた悩みを話す相手ができ、精神的にも有難い」と話す。
























