新刊紹介 『新・中間省略登記が図解でわかる本』 改訂版、福田龍介 著
住宅新報 2022年1月25日 号 7面

中間省略登記の代替手段に関する唯一の実務的解説書として10年以上にわたって増刷を重ねたロングセラーである『新・中間省略登記が図解でわかる本』の改訂版。
今回の特徴は、新・中間省略登記の「土台」として「クッションモデル」という概念を打ち出している点(第1部)だ。クッションモデルとは、転売型の不動産取引モデルについて、その有する「あたかもクッションにも似た」様々な機能(利点)に着目して著者が再構築した概念で、それに対して与えた名称(登録商標)。クッションモデルの果たす機能としては、リスク吸収機能(最大の機能)、選別・評価機能、価値増大機能、時間短縮機能、規制対処機能、利害調整機能、連続承継機能などがある。
また、このクッションモデルを典型・非典型、更に非典型には予防型、調整型、攻撃型に類型化し、それぞれにつき合計20件近い事例(スキーム)を列挙し、解説を施している。そのほか、コンプライアンスや危険性、そしてトラブル実例を巡る疑問に対する明快な解答(第2部)、初心者向けの基礎的な知識(第3部、第4部)、豊富な書式例(第5部)というこの手法に関する総合的な情報も網羅されている。























