紙上ブログ不動産屋の独り言647 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 神様仏様から泥棒に降格した話 2 滞納と立退料相殺を提案
住宅新報 2022年4月5日 号 6面
家主がアパートを売却するにしても、老婦人の滞納は精算しなければならないもの。つい最近まで高齢者でも雇ってくれるファーストフード店でバイトしていたが、もうやめて今は収入の道がない。年金だけでは食べていくことはできないだろう。この先は滞納分を追いつかせることは無理だと思われる。幸いなことに、老婦人の子供たちは無責任な人たちではない。誰が連帯保証人か、ではなく、協力してくれるのは間違いない。
そこで長男にこう提案してみた。「3人の子供たちの誰もがお母さんと同居できない、ということなら、お母さんに生活保護を申請してもらうのが一番いいでしょう。もう年齢的にバイトも無理でしょうから、食べていくことも困難だと思いますよ」と。
実は店舗を賃貸























