不動産競売流通協会 カンファレンス 3年ぶり開催 「今後、競売物件が増える」 高額落札1位 今年は銀座で60億円
住宅新報 2022年12月20日 号 6面

不動産競売流通協会(FKR、東京都港区、青山一広代表理事=写真)は12月14日、「FKRカンファレンス2022」を3年ぶりに開催した。新型コロナウイルス禍は約3年に及ぶ。東京地裁本庁では20年の緊急事態宣言により競売がストップしたほか、ゼロゼロ融資=今週のことば(実質無担保・無利子融資)などの影響で競売市場がシュリンクしている。全国ベースでの「競売新規申立件数」はコロナ前には2万件台で推移していた。青山代表理事は、「21年の競売物件数は1万9318件だった。22年は集計中だが、本日時点で1万3850件。1万5200件程度と予想している。間違いなく昨年より減少する」と話した。
競売市場が縮んでいる中で、「競売候補の物件はこれから増えてくる」との見通しも示した。住宅ローンの条件変更が増えていることなどを踏まえながら説明した。
競売市場について、22年の落札最高額は東京・銀座3丁目の地上6階地下1階建て延べ2182m2の物件だったと紹介した。売却基準価格16億8502万円に対し、落札価格が60億5000万円で落札された。1物件当たりの平均入札件数は全国ベースで9.2件、首都圏(1都3県)は13.7件だったという。























