紙上ブログ不動産屋の独り言689 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 入居者から排水トラブルで電話 「いつも掃除している」と言うが
住宅新報 2023年2月7日 号 6面

正月休み明けに、隣町の当社管理物件に住む女性から電話があった。「お風呂の排水が詰まって流れが悪くなってしまったのですが、見てもらえませんか」とのこと。女性の場合は長い間に髪の毛がたまって排水が詰まってしまうことはよくある話。そう話したら、「まめに掃除しているからそんなことはないと思います」と不満そう。「契約書にもうたってありますが、原則として排水の詰まりは台所、トイレ、浴室、いずれの場合も入居者負担で直すことになります。ただし、設備の老朽化とか、入居者さんに責任のない話であれば代金は家主さんに請求させてもらいます。それでよろしいですか」と念押しして設備屋に見てもらうことになった。電話があったのは5日で、今年は1月4日が水曜日で、当社も設備屋も新年は5日から営業していて、例年より早く対応してもらえて助かった。
化粧水のキャップ
数日後、設備屋から連絡があり、「昨日見に行きましたが、化粧水のボトルのキャップが詰まっていたのが原因でした」とのこと。浴室の排水が詰まることは珍しく、まあそんなことだろうな、とは思っていた。だいたいが、ふだん使っている化粧水のボトルのキャップが見つからなければ排水溝を疑うものだと思うのだが。過去に一人暮らしの高齢男性のトイレが詰まって「俺はなんにも流していない。なのにトイレの外まで排水があふれて迷惑している。トイレが使えないから公民館まで行ってトイレを借りて用を足しているんだよ」と強く抗議されたが、業者に行かせたら本人のタオルが詰まっていたことがある。























