紙上ブログ不動産屋の独り言717 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 不動産屋を辞めて米穀店が開けそう 実家や知り合いから計100キロ
住宅新報 2023年8月29日 号 6面

うちの家にはお米の在庫がいっぱいある。女房の実家でも米を作っているし、お客さんや同業者、過去に道順を尋ねられて案内した人から毎年送られてくるから。実家からは新米が穫れると10キロ、入居者は自分が役員をやっているNPO法人で無農薬で米を作っていて、やはり新米が穫れると10キロ、退去したお客さんからも同様に、そして極めつけは、生活保護の老婦人が「役所から米を送ってくれるという連絡が届いたけど、うちは実家から届くんで要らないし、いつも世話になってるからオタクで食べて」ということで25キロも頂くことになった。
役所から送付
私が書類を見ると、お米以外でも選択肢がある。「総菜なんかも選べるみたいだから、自分が食べたい物を頼めばいい。組み合わせは自由だから、私が書類に記入して送ってあげる。一覧表も同封されているから選ぼうよ」と言ったのだが、「私は何にも要らない」と。用紙には第三希望まで書けることになっていて、仕方ないので米を10キロと、適当に保存がきく総菜を組み合わせて選んだが、総菜が予定数に達していて品切れとのこと。それで米25キロで頼むことに。二度に分けて送ってくるのだが、直ぐに第一便で10キロが送られてきて、老婦人の家まで頂きに行ってきた。米の袋に大きく「転売禁止」と書いてあった。なんだか、生活保護の高齢者の上前を撥ねるみたいでいい気分ではない。























