担い手獲得の春 採用・定着の先に~(下) 定着に積極投資を 評価の透明性が分岐点に
住宅新報 2024年4月9日 号 7面

日本賃貸住宅管理協会が3月に開いたセミナーの中で、人材教育に関する講演が行われた。創業以来14年間で管理解約件数1件という青木ハウジング(横浜市緑区)の青木博昭社長は、管理受託の秘訣としてブランディングやオーナーとのコミュニケーション手法に加え、人材教育の重要性を強調。「初めからできる社員は入社しないから、育てるしかない。育たないのは経営者の責任」と言い切った上、「社員は自身の給料に関心がある点に考慮し、会社のビジョンと基準を明確化した人事評価制度を設けることが不可欠」と指摘した。業績向上、顧客満足度向上の前提は社内のコミュニケーションや社員の満足度にあるとし、「社員が辞めない仕組みづくりこそが自社の安定経営と成長を支える」と語った。
青木社長は、自らが同行するオーナー訪問によってトップセールスの姿を示すと共に、普段オーナーと接する現場社員の評価も共有。成約率向上と関係強化も図るなど、一挙三徳の成果を得るとする。新卒社員の成長に刺激を受けた先輩社員の奮起という好循環も生まれるとし、「ビジョン・評価・新卒採用」の重要性を指摘した。
課題を可視化する























