不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第5回 凍結された都市計画事業 評価高い柔軟な土地利用
住宅新報 2024年6月11日 号 7面
都市計画道路は都市の骨格道路で、都市計画法の都市施設として都市計画決定され、事業認可を経て整備する。都市計画道路でも用地取得は困難で、事業は長期化する。代表例は東京環状二号線で、1946年の決定以降、計画のまま〝塩漬け〟された〝マッカーサー道路〟と呼ばれた。東京五輪を控え完成が急務で、新橋、虎ノ門間は用地買収せずに区分地上権を設定し、13年に立体道路が完成した。
一般に都市計画道路は既存の拡幅が多い。計画道路部分は将来の用地買収を阻害しないよう建築が制限され、買収後も施行者がバリケードを設置するなど都市空間は混乱する。
土地取得難が都市計画事業の隘路だが、逆のケースが明海大学近くにある。1975年以降の公有水面埋立事業で幅50メートルの土地を第二東京湾岸道路候補予定地として確保し、都市計画決定した。























