不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第13回 義務化された相続登記 情報周知し意識変革を促す
住宅新報 2024年8月6日 号 7面
これまで不動産について学んだ中でも特に興味を抱いたのは、登記という制度である。この日本にある土地と建物は本来、登記がなされているはずである。登記とはいわば土地の戸籍のようなもので、その土地や建物の所在や地番、地目だけでなく、設定された抵当権なども記録されている。
街を歩けば、右に見える民家も、左に見えるオフィスビルも、目に見える全ての土地と建物は登記がされていると思うと、そこに住む人々の営みまで浮かぶようで今までとはまた違った景色が見えてくる。
しかしこの登記に関して、不動産市場は課題を抱えている。それは登記がなされていないことなどを原因とした「所有者不明土地」の存在だ。なぜそのような土地が増えたのか。理由の一つとして相続時の登記の不徹底がある。























