不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第23回 まちの景観と用途地域の関係性 まちへの想いが景観をつくる
住宅新報 2024年10月22日 号 7面
千葉県浦安市内の3つの用途地域がもたらすまちの景観について考えたい。
美浜地区の商業地域における基準地価(7月1日時点)の上昇率は18.4%と市内で最も高い。当該地域には、地区計画とともに建築協定がある。同協定をみると、「敷地の最小面積は500m2」、「建築物の高さの最低限度は9m」とあるので、小さい商店はなく、比較的大きな建物が立ち並んでいる。また、「風俗・工場・倉庫・住宅・共同住宅の用途に供してはならない」と規定されていることから、そういった建物は見られず、建物全体がクリーム色で統一されている。
更に、建物と歩道の間には、生垣があり、歩道には、街路樹が植えられていて、緑豊かな明るい街並みが形成されている。したがって、地価の上昇率にも示されているとおり、活動的な商業空間ではあるが、その中には心地よさを感じることができる。























