東京23区リノベ賃貸のリズム 竣工件数1000戸を突破 入居600人待ちの住戸も 築39年も賃料20%アップ
住宅新報 2024年12月17日 号 7面

リノベーション賃貸ブランド「REISM」を手掛けるリズム(東京都渋谷区、齋藤信勝社長)は、フルリノベーション竣工件数1000戸を記念して、36弾目となる新シリーズ「Shinro(シンロ)」を発表した。「Shinro 001 新宿御苑前」のメディア見学会を開催し、12月9日から入居の募集を開始した。
築39年の「ダイアパレス新宿一丁目」(地上11階地下1階建て・総戸数123戸)の1室をフルリノベーションし、26.32m2の住空間をレトロフューチャーなイメージに仕上げた。線でライフスタイルを描くをテーマに、ワンルームの中に直線と曲線、ONスタイルとOFFスタイルを落とし込んだ。基礎設備である電気配線を壁の中に通さず、内装デザインの一つとして取り入れるなどコストを抑える工夫も見られる。更に、配管を低彩度のオレンジやブルーにペイントすることで、室内にアクセントをプラスするなど、リズムらしさを散りばめた。室内に直線と曲線を使うことで、限られた空間の中で生活をゾーニング。具体的には、R型のカーテンレールを採用することで、自然と自分だけのスペースを確保し、おこもり感を演出した。塗装壁には、緊張感の現れる真っ白を避け、ほんのりグレーがかった白を採用。床に貼った白タイルにグレーの目地を施すことで、線が浮かび上がり、様々な線が見えてくるのも、同シリーズのこだわりだ。
場所は、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅徒歩3分。家賃は月額10万3000円に管理費が1万円となり、敷金・礼金は1カ月分ずつ。同社取締役の挽地裕介氏は、「築39年の物件をフルリノベすることで、賃料を20%アップし、築20年クラスの賃料ベースにまで引き上げた」と語った。強気の賃料設定ではあるが、フルスケルトン状態からの内装工事やデザイン性の質などトータルで考えれば、通用する賃料だとした。























