全宅連不動産総研 事例発表会 空き家コンサルティング「導入ポイントはSTT」
住宅新報 2025年3月11日 号 6面
全宅連不動産総合研究所(高崎正雄所長)は3月4日、不動産コンサルティングをテーマにした事例発表会をオンラインで開催した。高崎所長は、昨年6月に国交省が公表した「不動産業による空き家対策推進プログラム」について、不動産業による具体的なアプローチの重要性に言及。「不動産コンサルティングの担う役割は大きいが、どのように始めたらいいか分からないという声も聞かれる。基礎と体験談を学べる同セミナーを通じて、不動産コンサルティングの新たな可能性を見出してほしい」と述べた。
講演では、全国不動産コンサルティング協会の米田淳会長が、空き家コンサルティングの考え方や進め方を解説した。「案件個々の額は小さくても市場は大きい」「コンサルティングビジネスの対象が資産家・富裕層以外に広がる」など取り組みの意義を説明。「導入のコツはSTT。ストーリー(仮説)、タイミング(転換点)、ツール(企画書、契約書)の3点が重要」(米田氏)とし、業務のポイントとして「契約書や報酬額表の準備」「無料相談から有償のコンサルティングに移行するタイミングの習得」「行政と依頼者の問題解決レベルの違いの認識」などを挙げた。























