不動産学の魅力 バレエと不動産学 舞台から学んだ不動産学の本質 明海大学 不動産学部 第78回
住宅新報 2025年12月2日 号 7面
私は14年間クラシックバレエを続けてきた。舞台上では、照明の位置、背景の奥行き、ダンサーの立ち位置といった一つひとつの要素が、観客の視線や感情の流れを左右する。そこでは、空間の設計が「人の動き」と「心の動き」を生み出すということを、身体で感じ取ってきた。
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大学で不動産学を学び始めて、私はこの「舞台づくり」と「街づくり」が根底でつながっていることに気づいた。街もまた、数え切れない人々が日々行き交う「現実の舞台」である。建物の配置や通路の幅、光の入り方一つで、人の動線や滞在時間が変化する。授業で学んだ都市設計や回遊性の概念を通じて、私は街という空間の持つ演出力の大きさを実感した。























