中城康彦・明海大学不動産学部長に聞く 断言できない時代の不動産業 制度と現場に残る距離
住宅新報 2026年2月17日 号 6面

不動産業界の政策や制度を俯瞰すると、分野によって進ちょくの濃淡があると中城教授は見る。多くの議論は各論の事例収集や共有にとどまり、業界全体としての考え方やグランドラインを示すところまで至っていないという。全体像が見えにくいことで、民間も自治体も、人や資金をどの程度、どの期間投入すべきか判断しづらくなっている。
一方で、比較的前に進んでいる分野として挙げるのが賃貸管理業だ。法整備が進み、資格制度も整った。今後は「賃貸管理業務とは何か」を標準化し、業務内容と報酬の関係を整理していく段階にあると見る。「新しい分野である分、当面は順調に進むだろうが、いずれ他分野と同様に壁に当たる可能性もある」と指摘する。
制度整備の濃淡























