農業スタートアップのクールコネクト 空き家活用で成長加速 外国人材向け賃貸にシフト 社会課題への解決にも複合的に寄与
住宅新報 2026年2月17日 号 7面
同社は2023年2月に設立以来、農業を主軸に事業を展開。新規参入をサポートするフランチャイズ事業を展開すると共に、群馬県伊勢崎市を拠点にコメ農家の事業承継や、長ネギ、玉ネギを始めとする野菜の供給に取り組むと共に、不動産事業も併行。農地・田畑の買い取りサービスのほか、昨年6月に空き家をキクラゲの栽培施設へ改修し、同社が借り上げる運用サービス「ノーサエステート」を物件オーナー向けに開始した。更に8月には栽培施設を投資家向け収益物件としてパッケージ化し、一般販売を開始した。省スペース・低気温で栽培できる菌類の特徴や、気候に左右されない屋内型栽培であることから、農業の新規参入者へのハードルが低さ、約9割が中国産といわれ、国産品への切り替え需要の高さなど、複合的なニーズを見込んだ。
自社従業員の福利厚生が法人向けサービス提供に
空き家活用は、更なる多角化にもつながっている。同社が擁する従業員の約8割が海外からの人材で、ほとんどがインドネシアから来日したという。こうした従業員の多くは、住居の確保が困難だったことから、自社の福利厚生の一環として、物件を借り上げ、従業員に転貸していた。
























