不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第93回 栃木・那須町ワークスペース計画 自然と共に働く建築を具体化
住宅新報 2026年3月24日 号 7面
4年次の科目「卒業論文」で取り組んだ企画提案を紹介する。本研究は、働き方の多様化が進む現代において、自然環境と調和した建築と新たな働き方の可能性を提案するものである。近年、テレワークやコワーキングスペースの普及により、働く場所の選択肢は大きく広がっている。企業への出社だけでなく、個人が場所を選択できる時代になった。一方で都市部では、効率性や生産性が優先される空間が多く、時間や季節の変化を感じにくい環境がまだ一般的といえる。
そこで、豊かな自然環境を有しながら首都圏からのアクセスも可能な栃木県那須町を対象地とし、その広大な自然を生かし、「自然の中で働く」という新しい選択肢を建築によって具体化することを目指した。
敷地計画では、建物を分棟配置とすることで周辺環境との調和を図り、建築と建築の間に生まれる余白を大切にした。























