健美家 収益物件5月動向 区分利回り平均は過去最低 価格上昇続き収益性圧縮
住宅新報 2026年6月16日 号 7面

健美家は6月10日、「収益不動産市場動向マンスリーレポート(2026年5月期)」を公表した。それによると、区分マンションの全国平均表面利回りは6.50%となり、10年1月の調査開始以来最低を更新した。全国平均価格は2715万円(前年同月比21.2%上昇)と、価格上昇が利回りを押し下げる構図が鮮明になった。
区分マンションの全国平均価格は前月比でも8.7%上昇。過去最高だった25年12月の2811万円に迫る水準で推移しており、依然として高値圏にある。全国平均利回りは前年同月(6.61%)から0.11ポイント低下した。健美家の調査開始当初は10%を超えていたが、その後一貫して低下傾向が続いている。
地域別に見ると、首都圏の区分マンション価格は3063万円(前年同月比17.7%上昇)、利回りは6%だった。東京23区では価格が3750万円(同22.3%上昇)となった一方、利回りは5.15%にとどまった。価格上昇率は全国平均を上回っており、投資需要が都心部へ集中している状況がうかがえる。























