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住宅地盤調査で資格検定、11月に第1回開催 地盤安心住宅整備支援機構

 一般社団法人地盤安心住宅整備支援機構は、住宅地盤の専門家の養成を目的とした資格検定講座を始める。住宅地盤に関する基礎知識を持ち、地盤対策工事が適正に施工されているか検査することができるものを「地盤インスペクター」として認定する。第1回目となる講習・試験を11月に東京、名古屋、大阪の3会場で開催。受講料は3万円(第1回目は1万8000円)となっている。

 講習の受講要件は満18歳以上。保有資格の有無は問わない。ただし、1・2級建築士資格保有者で地盤インスペクター試験に合格した場合は、同機構が、適切な地盤対策が行われていることを認証する際の現場責任者として活動できる。一方、資格を持たない受講者について同機構は、「地盤と基礎の品質確保のポイントなどを学んでいただき、社内業務などで活かしていただければ」と話している。

 申し込みは、同機構ホームページ(http://jiban-anshin.or.jp/inspector/)で受け付けている。