開発・企業

インドネシアで出張者向けホテルレジデンス事業に参入 豊田通商

 豊田通商(名古屋市中村区)はインドネシア財閥大手のリッポーグループ、トヨタホーム(名古屋市東区)、東急不動産グループのトウキュウランドインドネシアと共同で、「PT.TTL Residences(ピーティ ティティエル レジデンシーズ)」を設立し、インドネシアにおけるホテルレジデンス事業に本格参入する。

 インドネシアでは日系企業の進出が急増し、首都ジャカルタ付近では慢性的に宿泊・居住施設が不足している。そこで、リッポーグループのリッポーカラワチと共に日本式サービスを盛り込んだホテルレジデンス事業を立ち上げるものだ。住宅事業ノウハウを持つトヨタホーム、インドネシアで30年以上の開発実績を持つ東急不動産グループも加わり、事業展開していく。日本食レストランやコンビニ、日本式大浴場の設置のほか、工業団地への送迎など、「日本ならではの心遣い」で日系企業をサポートしていくという。